日々満たされた気持ちで生きている人と 日々不足感を感じて生きている人との違い

日々満たされた気持ちで生きている人と
日々不足感を感じて生きている人との違い

薬物絡みの事件そして事故のニュースが最近多いですね。

アメリカにおける主な死亡原因は中毒です。50%の交通事故、49%の殺人、56%の過失事故死、35%の自殺、65%の溺死が中毒によるものです。

合成カンナビノイドの出現により、日本でもどんどんアメリカ化しています。

廃人になると分かっていて、なぜ手を出してしまうんだろう?


そんな疑問が当然湧いてきますよね。

手を出してしまうのは、育った環境や教育のせいではありません。

実は病気なんです。

報酬欠陥症候群という病気なんです。

遺伝子の欠陥によって「良い気分」を味わいにくい病気です。

だから過激な刺激を求めて中毒になってしまうのです。

専門的に言えば1990年Dr.ケネス・ブラムによってドーパミンD2受容体の対立遺伝子という遺伝子の欠陥が発見されました。

この遺伝子の欠陥を持った人は、中毒物質が体内に入るとモルヒネに似たTHIQという物質が脳内で作られどんどん欲求が高まります。

そしてこのTHIQは脳内から消えることはないんです。いつまでも中毒物質を待ち続けます。

薬物中毒者は悪い奴というレッテルを貼られますが、及ぼす結果が悲惨だからそういうレッテルを貼られますが、病気なんですね。

これは治らない病気なんですが、しっかり管理していく事が大事なんです。




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