いき詰まっていた時に、勇気を持って一歩踏み出せた理由とは。

27年前に21歳で理学療法士になり、35歳のとき僕はいき詰まっていた。


つまり15年目でも、いき詰まってたんです。


他の理学療法士の方ってどうなんだろう?


アメリカのパーマー大学でカイロプラクティックを習得し、首席で卒業した増田先生のレポートを読んで、僕は衝撃を受けたんです。


それまでに読んでいた専門書や学会の抄録には全くない世界でした。


あの時の衝撃をなんと表現したらいいんだろうか?


今や理学療法士も沢山いますが、経験したことのない衝撃をある先生から受けたことのある人って、いったいどれくらいいるんだろう?


僕は幸せだったのかもしれない!


もう増田先生の見ている世界、これから見ようとしている世界を僕も見たくて衝動を抑えきれなくなっていた。


しかし夫であり、仕事場のリーダーであり、たくさんの患者さんを抱えており、マンションのローンも抱えていた僕は、新たな一歩を踏み出す勇気が持てなかった。


しかし、学びたいという気持ちが強く、新たな一歩を踏み出したいという気持ちが、踏みとどまろうとする気持ちとしのぎを削っていた。


独学で頑張った5年後と大学で学んだ5年後は、いったいどちらがたくさんの患者さんに貢献できるのか?


これが判断に大きな影響を及ぼした質問でした。


いかなる犠牲、いかなる危険を伴おうとも、すべての危険の中で最も大きな危険は、何もしないということである。

                                       ジョン・F・ケネディ






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