痛いのは身体だけ?違う!心も痛いんです!
セミナー講師をしていていくつか気付いたことがあります。
理学療法士の仕事は、障害や病気を持ってしまった方々に日常生活に復帰してもらう事です。
沢山いる理学療法士の中に、日常生活動作を阻害しているものに、痛みが大きく関与している事に気が付き、痛みに対する治療特に徒手療法を学び始める方が現れます。
しかし、心の痛みまで気が付いている方はどうでしょうか?
心の痛みが身体活動を低下させている事は案外多いものです。
理学療法士たちはそれに気が付いていないか、気が付いていても自分たちには関係ないと思っているのか、そんな事は自分たちにはどうしようもない事だと思っているのか…どうかは分かりませんが、そこにアプローチする事を真剣に考えている方は少ないようです。
理学療法士として、国から与えられている哲学はありますが、一理学療法士として個人の哲学を持っている方は殆どいません。
自分の仕事は何をするものなのか?
これを深く考えないといけない。
私は、理学療法士でカイロプラクターですが、骨を動かす事が私の仕事ではありません。
もし骨を動かす事が仕事なら、お寺での講話の依頼なんて来ません。
ちなみに私が考えている私の仕事は、リハビリを通じて患者さんとその家族にポジティブな変化を起こすことです。
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