理学療法士や作業療法士の仕事は、先細りなのでしょうか?

理学療法士は先細りの職業なのでしょうか?

理学療法士の業界に閉塞感を持っている人が多い。

世の中全体がそういうムードだから仕方ないのかもしれない。

確かに1人のセラピストの1日あたりの売り上げは、私が働き始めた約30年前と比べるとかなり減っている。

保険点数と取扱患者数の低減が主な原因です。

それに加え理学療法士の供給過多が、さらなる不安を煽るのでしょう。

仕事の価値を大きく下げる要因は、主に3つあります。

「供給過多」はその1つです。

残りの2つは「技術革新」と「消費者の行動の変化」です。

理学療法は「人」対「人」です。

人間の『思考と身体』が主役です。製造業などと違って「技術革新」が「人」から職業を奪う可能性は低いと思われます。
将来工学の知識は必要になるかもしれませんね。


そして高齢化が進み、相変わらずストレス社会は解消されず、リハビリテーションの需要は減らないでしょう。

「消費者の行動の変化」としては、価格ドットコムのように、「評判の良いセラピスト」を効率的に探すことが出来るようになるでしょう。

社会全体としての閉塞感はあり、この先無くなる職業も増えることは予想できるけども、理学療法士の仕事はまだまだ必要とされます。

だから研鑽を怠らないことが、変わらず大事なことでしょう。


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