どうすれば幸福になれるのか?

昨日「この世は修羅道ですね」という話題が速読術の教室で出ました。

職場や学校いろんなところで、多くの人が競争することに躍起になっています。

W.Bウルフは、「どうすれば幸福になれるか」という本の中で面白いことを書いてます。

つまり人には3種類あると。

① カブのように何もしない、何も望まない植物のような生き方

② 人生を競争と捉える生き方。これが先の修羅道で、実はこの世界で生きている人がほとんどです。そして六道輪廻では、修羅は人間界のさらに下の世界なんです。

③ 芸術家の生き方。 人生をどう表現するかという生き方で、もっとも望まれる生き方です。幸福に生きる条件です。

つまり幸福に生きるためには、植物や格闘家になってはダメで、芸術家にならなければいけないということです。

そして芸術家として生きるためには4つの智恵が必要です。

① 素材についての知識。 画家が絵の具、彫刻家が木や石についての知識が必要なように、幸福に生きる人には「人間性」という素材についての知識が必要なのです。

② 技能。 芸術家が素材をこねたり、切ったり、繋いだりするように人生で何かを表現するためには「人間性」を適切に修正する技能が必要です。

③ 目的、目標。芸術の目的。自分の人生に対する計画、デザインを持っていないといけない。「人間性」を素材にした自分の表現するものは、どんな目的があるのか?それを知らなければ幸福にはなれない。

④ 勇気。 必ず障害がある。それを乗り越える勇気を持ち合わせてなければ幸福にはなれない。

なかなか面白い本です。

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