頚が痛い!腕が痛い!でも神経症状のないケースの経験。
グリーブの徒手医学に第四胸椎症候群というのが記載されている。
頭痛や上肢症状まで幅広い症状が出ると書いてある。
ボウルで油揚げを調理している際に、突然首が回らなくなった40代女性のケースを経験した。
頸の全ての可動域が5°程度しか動かない。
この日は、第四頚椎の可動制限があったので、呼吸を利用したアジャストを行った。
可動域は回旋でそれぞれ50°とかなり改善した。
そして今日二回目の施術を行った。
頸は完全に動くようになったが、
右上肢に電気が走るとのこと。
頸を動かしても、右腕を動かしても右腕が痛いとのこと。
感覚検査などの神経学的検査は異常なし。
整形学的検査も筋力も問題なし。
頚椎の可動性も問題なし。
上腕三頭筋の緊張が高まっている。
第四胸椎に可動制限がある。
呼吸も苦しいとのこと。
ハハーン…これか‼
カイロアジャストを行った。
すると完全に症状は消えた。
電撃痛も呼吸の苦しさも全ての訴えが消えた。
これがいわゆる第四胸椎症候群なのか…
日本にはこの様な病名は無いんじゃないかな…
少なくとも保険病名には無いなぁ。
出張施術でご本人の許可をいただいて投稿しています。
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